BALLY レディース 電池交換
2017.10.18お預かりのBALLY レディース 電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドにブレスバックル。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。何処へ持って行っても触ってもくれないという事でご依頼ですが。裏蓋は4本ネジは敬遠されます。
理由として
1.ネジの頭がサビで折れて、胴だけがケースに残ると厄介。(弁償も難しい)
2.ブランド・ウォッチなのでネジでも「純正品うんぬん」は厳しく指摘される。
3.マイナス・ネジタイプはドライバーが滑りやすく裏蓋にキズが付く。
それを考えると、少々費用を頂いてもトラブル処理に時間を消耗する事を考えれば
割に合わないというのが理由でしょう。
私もこのパターンで「法的手段に出る」となって、結局解決に半年を要した事があり。
トラウマでもありますが、もう5年も経ちますから、そろそろ立ち直らないと。
そう思って「4本ネジにチャレンジ」という思いで受けて見ましたが
この時計・ブランドでは無いものの、やはり思い出します。
裏蓋の裏側もチェックして。おや・・?パッキンが無い。
これがムーブメントですが、やはりパッキンが無い。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
パッキンは既製品ですが合う物を装着しておきます。
時間を合わせて電池交換完了、無事に終わって胸を撫で下ろします。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。