ChristianDior BZ7598 D44-120 電池交換メンテナンス

2018.5.18お預かりのChristianDior BZ7598 D44-120 電池交換メンテナンスです。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに両開きバックル。コマ同士の摩擦がスムーズではありませんがサビは見えず?コマの中で錆びているのかも知れません。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。ムーブメントは綺麗な状態です。

作業の前に電池を入れて動作確認。’

ラグ部のこういった箇所には汚れが溜まりますから洗浄の効果は大きいでしょう。

問題は裏蓋よりも文字盤の方が大きく。ムーブメント取り出しの為にはガラスを外す事は必須。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

さてムーブメント取り出しですが。

先ずはブレスを外します。ブレスの爪がガラスを押さえる構造です。

ラグ部の汚れもチェックします。

ガラスは乗っているのみ。ガラスはプリントガラスですから洗浄が出来ません。

文字盤の上にあった金属のスペーサーを外します。

文字盤&ムーブメント取り出しでパッキンが残ります。

パッキンを外して洗浄します。

裏蓋ネジやラグ部ネジも洗浄します。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

パッキンを戻して。

文字盤とスペーサーを戻してガラスを乗せます。

コマ同士の摩擦が大きく、洗浄でも多少改善したのみ。そこで細かく折り畳んで
そして逆に折り畳んで、動きを慣らします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ラグ部の汚れも綺麗に。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可