Swiss Military SEAWOLF 電池交換メンテナンス

2019.12.2お預かりのSwiss Military SEAWOLF 電池交換メンテナンスです。
一度は「お断り」したご依頼ですが。理由は初めての方で「パッキン交換」もご希望だからです。
「パッキン交換をご希望」=「防水機能を維持か上げたい」。
こいう願望が汲み取られます。このパターンですが後から
「ガラスが曇りましたが、パッキンは交換されましたよね?」とか
言われても困るので「お断り対象」です。
また交換出来るパッキンが当店にあるか無いかも分かりませんし。
時計店だから注文さえすれば、どの様なパーツでも入手出来ると思われている可能性も高く。
一応は説明してお断りメールを致しました。(全ての説明はしきれませんが)
後日、ご理解頂けました様で受付する事といたしました。

3本届いたうちの1本。

裏蓋は開いたままで到着。

これがムーブメントで。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキン交換ですが傷み・劣化はありません。同じ太さなら交換の意味がありませんが若干太い物があったので交換しておきます。

ネジは防錆施行ができないか?という事ですが普段はそういう事は行っておりませんが。

潤滑油くらいは塗っておきましょう。

電池を入れて動作確認。ゼロ位置合わせが必要です。

キズ防止フィルムが貼ってあったので戻しておきます。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可