Tiffany & Co ATLAS 電池交換&装飾枠付け

2018.5.12お預かりのTiffany & Co ATLAS 電池交換&装飾枠付けです。

このハートマークが外れた、カレンダー枠。

竜頭の動きをチェックして。

Dバックルの両開きタイプ。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。ダブルパッキン構造です。

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

作業の前に電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

竜頭パイプの汚れもチェックしますが綺麗な状態、あまり使用されておりません。

文字盤を触るには表から外す構造で、ガラス&ベゼルをセットで外します。

外れた装飾枠ですが囲んだ部分だけが接着してあります。

それにしてもシッカリした作りで流石ブランド・ウォッチ。

ベゼルはプラスチック・パッキンで留まっております。

カレンダー枠の接着完了。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

作業完了ですが「長針と短針の位置がずれて」おります。これが外れた枠に長針が引っかかりズレた症状ですから、針を外して取付のし直しを行うしかありません。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

時間を合わせて電池交換&装飾枠付け完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可