G-SHOCK GIEZ GS-500/1789 電池交換メンテナンス
2017.8.15お預かりのG-SHOCK GIEZ GS-500/1789 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
片方は外れましたが。
片方はバネ棒が錆びて伸縮せず外せません。
ベゼル・カバーを外して汚れもチェック。
ベゼル・カバーを外せばバネ棒を横から突けるか?と思いましたが無理のよう。
しかしウレタン・バンドを超すことは可能でスクリューバックは外せます。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
更に電池が覆っておりますから取り外しましょう。
そして更に絶縁フィルムが覆っておりますから取り外します。
スペーサーを取り外します。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき、パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
耐磁プレートも戻して。
ベゼル・カバーも洗浄して綺麗になりました。
ネジも洗浄。
外れた側のバネ棒も洗浄して綺麗に。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付けELライト点灯確認して電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。