シャネル J-12フェイク電池交換
2021.8.26お預かりのシャネル J-12フェイク電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
セラミックバンドは両開きバックル。
裏蓋は8本ネジで留まっていて裏蓋記載。
長短針の位置がずれております。またガラスの曇が気になりますので作業都合、ムーブメント取り出し必須ですから洗浄コースとなります。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。黒がスッキリですから如何に曇って居たか。
ケースの内側もチェックします。
ネジは洗浄します。
針のズレは修正しておきました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池を入れて動作確認。
スペーサーを装着。
セラミックケースを取り付けて。
ネジは洗浄して綺麗になりました。
裏蓋も洗浄して綺麗になり。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。