FRANCK MULLER 風自動巻
2021.8.26お預かりのFRANCK MULLER 風自動巻洗浄です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
裏蓋は4本ネジで留まっていてシースルー。
ネジは錆びており、1本は頭だけもげました。
ネジが残っているのが分かります。
とりあえず、このまま洗浄します。
竜頭の汚れをチェックして。
竜頭パイプも、チェックします。
これがムーブメントで。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
これに注油して数日置いてみましたが。
回る事は無く折れました。その程度の素材ですから仕方がありません。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ネジは洗浄して綺麗になりました。
1本ネジが足りない状態ですがレジンで埋めておきます。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。