WE WOOD・retuhr・オメガ

2019.9.7お預かりのRetuhr電池交換です。2014年にもお預かりの「逆回転ウォッチ」

7本届いたうちの1本。

左回りに運針する時計です。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

時間を合わせて電池交換完了です。

次に「WEWOOD木製ウォッチ」です。初めて見る時計ですが動くのか?

竜頭の動きをチェックして。竜頭が若干出ておりますが押し込んでも入りません。

木製バンドにブレスバックル。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けるとシールが電池を覆っています。

リチュウム電池ですがどうやって外す?プラスチックの爪が3つで覆っている。
白いプラスチックの下は、基板が見えており。まさか電池交換の為に
プリント基板剥き出しにするとは思えず。
それにこういう類いの時計で、このネジを外しただけで基板はもちろん
色んなパーツが飛び出し組み立て不能なるのも怖いから触りたく無い。
まさにマニュアルなど存在しない、感だけが頼りの電池交換です。

そこで電池だけくりぬいてみました。電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
問題無く動いたと思えばデジタルのみが表示で、アナログは不動。
壊れているのか?竜頭が押し込めない事を思い出し。竜頭を抜いてサビを落としてグリスアップ。
竜頭はシッカリ押し込めて正常ですが、不動に変わりは無く。やはり故障か?

初めての方なら問答無用の返却ですが。リピータ様でもあるし。
いっちょ!やってやるかと。ネジ8本を外して白いプラスチックを外してみますが
アナログ用の電池は見当たらず。
それよりも、この基板ネジも無く固定もされておらず、何処かに力を加えた瞬間に
バラバラになる事は覚悟の上。(そなるとどれだけの時間が食われるか?考えないことにします)
やはりアナログは壊れているのか?しかし・・・竜頭の位置からこの基板の下に
アナログ用、ムーブメントが存在するハズ。
しかし、電池交換の為にそこまで分解する構造で時計を作るか?
まして雑貨の類いでは、その様な構造では電池交換を受ける所も無かろう?

一か八か。ネジ留めもされていない基板を外しますとムーブメントが現れました。

電池格納部をチェクして電池を入れたら針も動き出しました。

アナログの文字盤は液晶で表示します。

アナログとデジタルの時間を合わせて電池交換完了です。それにても凄い構造で作った時計でした。

もう1本はオメガの自動巻クロノ。遅れると言う事でですが。

裏蓋の裏側もチェックして。湿気もサビも無く。

ムーブメントも綺麗です。

ネジを巻いて24時間は動作する状態に30回くらい巻いて置いて様子見。
3時間で1分くらいの遅れでしたが6時間後に2時間遅れており。
ゼンマイ切れ?これは修理センターさんへ送るしか無いでしょう。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可