TAG HEUER 980.013L電池交換メンテナンス

2024.6.30お預かりのTAG HEUER 980.013L電池交換メンテナンスです。
2016年にもお預かりですが、その時も同じ様に針が外れた状態でのお預かりでした。
2015年にムーブメント交換の対応をした個体です。

針同士がくっついております。

針の夜光が湿気を吸って接着剤の効果を発揮しております。

微調整位置をチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

これはもう洗浄は必須ですが、前回のお預かりから分解修理もしておらず。今回もこの状態では99%は動かないと思います。

これがムーブメントですがムーブメントにはダメージが無いか?

ムーブメント拡大。

電池格納部をチェクしますが綺麗な状態で、電池を入れて動作確認。
やはり動きません。

竜頭の巻芯がここまで錆びて居るようでは、救いはサビの進行がムーブメント内部にまでは及んでいない。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

針の分離をして。

ケースの内側もチェックしますがサビが回っております。

今回はバネ棒が腐食して固着状態ですから外せません。

パッキンも硬化して癒着状態、剥がすように取り外します。

強制運針器に掛けますが微動だにしません。色々施しても不動ですから一昼夜置きます。

翌朝、動き出しておりましたが時間は合うのか?次の日の朝も時間が合っておりケースの洗浄をします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

巻芯もここまで綺麗になりました。

パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻します。

カレンダー標記の「1日」現在で時間は合っており数日、様子をみます。この回転ベゼルはどちらにもフリーに回転します。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可