腕時計ベルト交換/尾錠について2
前のページで掲載の写真をもう一度。これを見て異常に気が付きましたか?
これで完了と書きましたが、正しく組み立てられておりません。
写真・右なら分かりやすいです。この状態ではベルトは通せないわけです。
組み込む時に注意しましょう!
これが正しい状態です。あと尾錠のみの交換で注意点は。
写真ですが尾錠の幅で革ベルトが通ります。
「尾錠の幅よりも革ベルトの幅が小さいから通る」のです。これまた当たり前。
ではこの状態です。以前の尾錠を使う事に集中し過ぎてしまって。
新しいベルトの「尾錠幅の確認」を怠ったが為にこうなります。
よってベルトごと交換の場合は、この「ブルーの幅」(取り付け幅)のみ
注意すれば良いのですが。
「古い尾錠を使う時」は。
1.まずは「茶色の尾錠幅」これを優先して選んで。
2.「ブルーの付け幅」。そして最後に
3.「赤い尾錠の通る幅」この3つが揃わないといけませんから注意が必要です。
如何でしたでか?以上が腕時計の「革ベルト交換」の解説です。
長くなってしまいましたが少しはご理解頂けたでしょうか?
最後に付録として「革ベルトの交換」をしようとしたがバネ棒が錆び付いて、
どうにも外せない場合もあります。そこで
「錆びて外せない!」これは裏技ですね。2004年7月(記述)・2017.6.15修正