革バンドの取り外し方/外から突けるタイプ
次は「タイプB」こちらは、時計の外側からバネ棒を突くタイプで意外に簡単。
写真の様に時計のラグ部に穴が開いております。
ここを突くのみです。ただこれも簡単そうでも”コツ”はあります。
ではタイプ「B」の初心者の起こしやすいミスから。
写真のようにどちらも先の「タイプA」の様に腕時計が固定されていないのです。
いくら簡単と言っても腕時計を固定せずに作業すると、どの様な作業も難しい。
写真の右側なら腕時計を机に付けておりますから、固定されている様に見えます。
しかし、ラグ部は机から浮いており工具を押し下げれば傾きます。
やはり突く所が固定されないといけません、それが意外に困難。そこで！
意外に思われるかも知れませんが、こうやって腕時計を机の上に置かないで
指で持った方が安定します。
そこで”コツ”としてはこの「青い○印」ここです。
写真では分かりにくいのですが左と右の指の先端をしっかり着けております。
こうする事によって左右の手を連結させておきます。
これでバネ棒を突く力と工具が突き進む範囲を制限出来ます。
両手が離れた状態で単に左手で持って右手で突くと
工具が滑った時は指を突いて怪我をする危険性が高くなります。
また左手、手のひらと中指、薬指で腕時計を固定し、
親指と人差し指でベルトを矢印方向に引っ張っております。
こうやって腕時計本体とベルトを逆方向に引っ張る事によって、
ベルトが外れる方向に力を掛けておきます。
後は軽く右手でバネ棒を突いてやれば簡単に外れます。
今度はベルトの取り付け方です。 2004年7月（記述）・2017.6.15修正