テレビの放送を見て

最近、感動することや生きる意欲に熱くなることが無い日々。
それが先日テレビの放送をみまして。
「スマホの修理店」という番組と「陶器皿の掛時計」という2つの番組を見て、
久々に胸の奥から意欲がわいてくる熱い物を感じました。

最近、時計を触っていて熱くなることや、まして感動することは無くなった日々。
「電池交換メンテナンス」を発案した時のように、日々「何か出来ないかな・・・」と
漠然と考えはしますが、行動に移せない自分に苛立ちさえ感じる日々。
時計に拘っていては何も浮かばず、かといって時計意外の事では余計に浮かばず。

それが先日のテレビで気分が前向きになれました。
まだまだ具体的な事は浮かばず、当面は現状維持が続くでしょうが。
「スマホの修理店」ですが、番組で修理費用15.000円や30.000円を簡単に支払う人々。やはり今、活気づいた分野は凄いと思います。
時計屋さんって昔から、時計以外を触る発想が無い訳ですが。
歳を取ると余計に新しい事にチャレンジは出来なくなります。
スマホは時計よりは大きな部品を触ると思うので私にでも出来るのだろうか?
などと考えてしまいましたが、活気づいている分野はクレームも活気づきますから。
その点が見えて来ないですが、ふと気分が高揚した事に違いは無いのです。

「陶器皿の掛時計」ですが
60歳前の方ですから私と同い年くらい。本職は料理人という事でしたが
陶器のお皿に穴を空けて、クロックムーブメントを取付けて掛時計に。
茶瓶であったり、ノコギリであったり。
大きめのお椀の底に時計を付けて、掛け時計とか。
兎に角、毎日「作るって事が楽しい」という事で、自営業者はそれが基本。
給料が貰える訳でも無く、最悪ボランティア状態になるのに
嫌なこと、ストレスになる事など出来ませんから。
最近は注文が来るようになり、余計に楽しいと。

クロック作りなら私にも出来ますが、時計屋がやれば
1日2分遅れます・たまに止まります・電池切れが早いなどは
お客様が求めてくるでしょうから、私に取っては面白みが無い。

でもテレビを見て「何か始めたい!」という欲求が沸いた瞬間でもあります。
所帯を持って2年、質素な嫁であるのと、借金が無い事に甘えており。また
長く病気した経験からもブランクに焦りは無く「そんな時期もあるさ!」と呑気な日々。

最近、丁度こんな感じで暮らしておりますね・・・。最近の楽しみは嫁と過ごす時間と猫と戯れる事ですが、それでは収益を生みません。Cooの腕時計や電池交換メンテナンスを始めた頃の必死に生きた頃が懐かしい。

このままで、こうなる日も近いか?