(2025.8.9)西脇市アンティークギャラリー&リユース/Kokedama

2025.8.9ひょんなことから辿り着いたアンティーク時計ショップ。

もちろん全て正常動作しております。正常動作させていると言う事は「修理出来る職人さんが居る」という証です。わたしは個人的に時計より「職人さんに興味が沸き」突然、お邪魔致しました。

私の店はもう廃業しておりますが親父の代からの馴染みさんは電池交換に来られたり修理品を持ち込まれます。しかし「昔のゼンマイ時計」だけは直す方が存在しないのでお断りする訳ですが。修理出来る方が存在するなら「紹介する事は可能か?」それが聞きたくて訪問いたしました。快く「どなたでも来て頂ければ直しますよ」というお返事でした。
部品も持っておられるので20.000円も予算があれば直して頂けるでしょう。簡単な不具合なら10.000円未満もありえるかと。兎に角、ご高齢の方が直しておられるので”欲が無い”ですね。勿論、時計の購入も出来ますので興味のある方は是非!
大きな機械式ホールクロックが10万円以下で有ったりしました。

ムーブメントだけの状態で展示販売されております。

場所は「677-0024」「兵庫県西脇市嶋449-2」「休日:水・土曜」「10:00〜17:00」

「時計の修理いたします」とはありますが勿論「機械時計の掛け時計・置き時計」のみです。
腕時計は機械式もクォーツも電池交換も不可ですからご注意を。

建物の正面はこのような感じです。表からはリサイクルショップですが時計コーナーは一番奥の個室になります。
「このショップに辿り着いた理由」
兵庫県多可郡多可町八千代区門田15に「そばんち 一力」さんってそば屋さんがあります。始めて訪れましたが。

美味しかったです。そこで私、時計屋ですから店内に入って最初から気になっていたのが壁に掛かったアンティークの掛け時計。インテリアかなと思っていたら正午に時報で12回、鳴りだしたので驚きました!
この掛け時計が動いていると言う事は「この近くに古時計を直せる方が居るよ!」ってメッセージが流れたのと同じなんです。そこで思わず食後に時計の経緯について店主さんに聞いてみたら西脇のリユース・ショップの事を教えて頂き直行した次第です。
「以下は、余談の追記」ですからご興味がある方だけどうぞ。
わたしの様な時計屋(元)としては「もうアンティークの機械時計を直す方は存在しない」それが私の常識です。勿論、時計店が外注に出す所で受けて頂けるところはありますが高額なので私は修理は受ける事も無く基本はお断りしております。そば屋さんの店主に私の感想を伝えると感激頂き、このリユース・ショップを教えて頂ける運びになりました。
何でも時計店では無く、機織りの機械を修理する職人さんが趣味で始めた掛け時計のコレクションから始まり、集めた時計を修理されているらしく。技術独学で習得した賜物らしいです。意外に時計の専門家では無いのです。職人さんとはお話しすることは無かったですがリユースショップの店主(女性)の方との話しによると。
「貴方が入ってくる時にすれ違った御老人がいましたよね」と。そのご老人がこれらの時計の持ち主であり修理をした方であると。
注視しておりませんでしたが、わたしの記憶の限りでは80代は半ばかと。それで合点がいきました。その年代の方でしか直せないのです。勿論70代前半でも60代でも直せる方は多く居ます。でも修理は受けないところが多い。理由はこういう時計を持ち込む方は「納屋から出て来た」「実家に止まったまま置いてあった」「親の遺品」というだけで持ち込まれます。「精度」「使用環境」「扱い方」「毎日巻かないといけない」「僅かな誤差は振り子の重りで自分で調整する」そういった時計の基礎知識が分からない方々が多く。修理を受けると後でクレームになる確率が多く時計屋ほど修理を嫌います。
しかし高齢で田舎の方は「昔の良き時代の人間関係」そんな感覚で気さくに受けて頂けます。しかもリーズナブルな費用で受けて頂けるのは貴重です。
動いている「アンティークを買いたい」「アンティークをリーズナブルに直したい」という方は今がチャンスです。
「アンティーク時計を展示してして居るお店は多いです」でもそれはオブジェ、インテリア目的です。アンティークを多く並べているお店に出会ったら聞いて見てください。「この時計たちは動くのですか?」殆どのお店は「NO」でしょう。

