腕時計のメタルバンド・ベルト交換/バンドの外し方2
メタルバンドの取り外しでも簡単なタイプから紹介いたします。
”簡単な”と言えど革バンドよりは難しですよ。
この○の位置からドライバーを差し込んでバネ棒を外します。
写真の様に軽く右手の指をベルトに添えて、ドライバーの刃先を固定します。
そして刃先を動かしバネ棒を縮めて外します。
右手の指をベルトにあてがっているのは、
ドライバー先端で”数ミリ”の動きを正確にする為でもあります。
ただバネ棒が少し固い場合は。数ミリの動きといった繊細さでは外せません。
大胆に作業します。
更に堅い場合は、この様に腕時計を机に押し付けて固定(左写真)。
次に大きい目のドライバーをバネ棒の引っかけ部分に押し付けてから
ドライバーをケースの淵に当て「テコの原理」で押し縮めます。
これはもう、これ以上の方法はないのです。
革ベルトの交換で使った工具で。
二股工具ですがメタルバンドの取り外しでは使えません。
次はメタルバンドの「取り付け方」へ。2004年7月(記述)2017.6.21修正