ちゃんとね

「2007年7月20日」 

”ちゃんとね”これ関西弁では「キチントね」「正確にね」「真面目にね」と
言った意味の言葉です。ちゃんと=(お父さんとね)ではありません。d(^_^)

先日、おばあちゃんが来店されました。

手に持っているのは目覚ましですが、これが電池を替えても動かないと。

お年寄りに多いのは電池が逆さまとか、新しい電池と思いこんでいるとか。

「あのぉ、この電池はサラ(新品)の物を入れました?」

「ええ、大工道具のお店で買ったサラ(新品)ですが」

「いつ頃、買った電池ですか?」

「もう1年くらいはなるかな・・」(お年寄りが1年と言ったら3年以上でっせ)

「ちょっと電圧を測ってみましょう」と測ったら”0.9 V”しか無い訳です。

「奥さんね・・電池がありませんわ」

「ええ!電池が壊れてるの?」

「いえいえ、電池は壊れないです(;^_^A。減っているんですよ」

「そんなはず無いわぁ、ちゃんと。しもうとんのに(保管してるのに)」

「でもね・・・サラで買っても2年以上経ったら勝手に減ってる事って多いですよ」

「そんな事、知ってるわ。だからそうならんように、ちゃんとしもうとんのに。(保管してるのに)。よう言わんわぁ。」

でも減ってるものは減ってる訳で仕方がないのですが、このおばあちゃん”ちゃんとしもうとる”って何か意味がありそう。乾電池をしまうのに、ちゃんとも何も。

「奥さんね、ちゃんとしまってたって。乾燥剤か何かと一緒にですか?」

 

「まぁ、よう言わんわ。そんな事しますかいね、私らはちゃんと冷蔵庫に入れてますもん。」

「れっ!・・冷蔵庫!(☆。☆)」それは女性的気遣い?

「そりゃ〜、そうでしょう。ちゃんとラップもしてね。でも電池ないんやったら、しゃ〜ない(仕方がない)わ・・・。」

「ちゃんと・・・ラップもですか・・・・・」

「そうよ、ちゃんとタッパにも入れてね。でも、やっぱり大工道具の店の電池はあかんね!」

おばあちゃん大マジですが、こちらにはギャグにしか聞こえません(=^^=)

「ですよね〜!そこまでしてるのに、ダメ電池を売ってはいけないですよねぇ〜〜!。」

「ねぇ〜〜!」一緒に笑いながら。

もう説明する気力は無くなっていましたね(v_v)

次の笑い話は「光発電」

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