電波掛時計の電池交換
2004年9月20日
電波掛け時計の話ですがその前に、よくある質問の「電波掛け時計の電池交換をしても時間が合わせられない」を読んで頂ければこの話が分かりやすいです。
今日、昼前に奥さんがやって来ます。
「あの〜電池交換して欲しいのですが」
「ハイ、どういった時計でしょうか」
こちらは、腕時計を想像していたら手提げ袋から掛け時計。ん?お年寄りならまだしも、掛け時計の電池交換くらいは出来るだろうに・・・よほど機械物が苦手な人かと。
袋から出て来たのは電波掛け時計。
「これねぇ〜、電池交換したのに動かないのよ」
「どれどれ、では調べてみましょう」
と、時計の裏を見ると単三電池が2個入ってるタイプ。蓋を開けると電池が逆さまに。まぁ、そんな事だろうと。
「あのねぇ〜、奥さんこれでは電池が逆なのですよぉ。向きさえ間違わなければちゃんと動くのです」(と向きを直しながら)
「あら!動かない。」奥さんの顔を見るとにんまり!
「でしょう!ここで1年前に買ったところよ。どうなっってるの?」
「申し訳ござおりません。これは変ですねぇ。でも保証期間は過ぎておりますし・・・」
かといって電波時計ともなると時計店で裏を開けて内部を修理するといった性格の物ではなく
メーカー修理しか無いのですが・・・
「でも、いくら保証期間外といっても1年で壊れるものなの?」
「そんな事は無いのですが・・・」
「でも、実際に壊れてるでしょ。これは?」
私はふと時計を持ち上げると「カタッ」と音が・・・???そこでふと文字盤を見ると針の角度が微妙にずれている??
「あの〜奥さんこれ中を触りませんでした?」
「いいえ」
(そんな訳は・・・と思ってドライバーで蓋を開けると)
中身バラバラ!!時計のムーブ迄が分解状態!!
奥さん、これでは動く訳ないですわ。(;^_^A 。
「だって電池交換しても時間は合わないし。時間調整のツマミもなかったら普通はこうするでしょう」
オホン!普通は説明書を読みます。
それが無ければ時計屋に行きます。分解までするのは・・・・
絶対に普通では、なぁ〜〜〜い!!!
一気読み次は「コンクリート詰め」へ。