ネジ巻き
「2005年3月6日」
昨日、おばあちゃんが時計を持って来店されました。
「ちょっとこれ、最近ネジ巻いても止まるのやけど油ぎれやろか?」
「どれどれ、ちょっと見てみましょう。」と文字盤を見ると。
”Quartz(クォーツ)”の文字が!
「あの〜、これ電池式の時計ですからネジは巻かなくても動く時計ですが・・・」
「何言ってるの。巻く時計よ」
「いえいえ電池式です」
「ネジ巻きや!って言ってるのに変な兄ちゃんやなぁ」
「でもこれ、電池式ですから」とフタを開けて電池を見せます。
「ほらね。電池式でしょう」
「ネジ巻きやって」(☆。☆)
「いえいえ、ご覧になったでしょう?電池」
「電池が入ってるかどうか知らんやんか、でも巻かないと止まるの」???
「いやあのね、だから巻かなくても良いのですよ・・・」
「とにかく電池は換えといて。後は巻いて使うから」???
何か食い違っておりますね・・・
「おばあちゃん何故、巻かないと止まると思うの?」
「朝起きて、ちゃんと巻いた日は止まらないの。巻き忘れた日は止まるからネジ巻きでしょう」(☆。☆)
そう言う事だったのか・・・Oo。。(_ _))これは説明が・・・厄介だぞ!
「あのね、この時計電池で動いているからね。巻いても意味が無い時計だから巻かなくても良いのですよ、止まるのはネジのせいでは無いのですよ」
「ほな、何で巻いた日は止まらないのよ?」
「・・・・」説明するだけややこしくなっていく・・・こういった時は、講釈は止めておきます。
「分かりました!では直しましょう」と言って電池を測ると減っておりますので電池交換。
「ハイ!どうぞ!これで治りましたよ」
「そうなん、これで巻かなくても良いのやね。」
「ハイ、大丈夫!」
「ほな、巻かなくて良いのやったら
巻けない様にしといて!」(☆。☆)
無理! (・・;ノ)ノ
この「巻いた日は時間が合っている」は、錯覚?(思いこみ?)ですね。洗濯機を回すのに、コンセントの掃除をした日は汚れが良く落ちる。そういった感覚と同じですから。クォーツ時計のネジを巻くのと精度はまったく因果関係はありません。(v_v)
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