蝿が・・・
「2005年6月7日」
昨日、30代の女性が小学低学年のお子様、兄姉二人を連れて来店されました。
「腕時計が止まったのですけど」と腕時計を差し出されます。この腕時計は先月電池交換したばかりですから調べてみたら、やはり修理が必要です。もう10年も使ったしと言う事で、新しい腕時計を購入することになりました。
早速ショーケースから腕時計を出して選んで頂きます。しかし、中々簡単には決まりません。兄姉が退屈してしまって二人で床にしゃがみ込んで遊んでおります。
「これ!あなた達、そんな所に座ってはいけません」と恥ずかしそうに、こちらを見ながら腕時計を選んでおりますと・・・”一匹のハエが”お客様の周りを飛びます。
これまたお客様も、罰が悪そうにハエを払いながら。
「まぁ、嫌ぁ〜ね」と。こちらも気を遣おります、こちならまだしもお客様側を飛ばれては腕時計選びに集中して頂けない。
「申し訳ござおりませんねぇ、何処から入ってきたのでしょう。最近暑いですからねぇ。最近よく紛れ込んで来るのですよ」と言うと、女の子のお子様が。
「そのハエ、づっとお母さんの後に着いて一緒に入ってきたよ」
お母さん、顔が真っ赤!汗汗・・・。もう腕時計選びどころではありません。慌てて言い訳を付けて子供さんに帰る事を促します。
子供さんは兄姉で退屈な場所から出られるので大喜び!
「やったぁ〜!帰ろ!♪〜帰ろぉ〜っと!♪〜」
と二人で歌い出します。♀_(^O^)〜♪
そして蝿を指さしながら、指を指揮棒にして合唱!
♪〜♪!ブンブン・ブン!♪〜ハエが飛ぶぅ〜!
母さんの周りをブンブン・ブン!♪〜蝿が飛ぶぅ〜!〜♪♪
おいおい、それを歌うなら”蜂(ハチ)”だろう!
お母さん子供放置で一目散でした。。゛(ノ><)ノ ヒィ
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