Cartier TANK FRANCAISE 電池交換メンテナンス
2018.5.22お預かりのCartier TANK FRANCAISE 電池交換メンテナンスです。
文字盤が白く見えますが。
ピンク色の、白蝶貝文字盤。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
ベルト調整の要領で開きます。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。保護シールが黄ばんでおり
そろそろ剥がさないとシミになります。
裏蓋ネジは洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
保護シールを剥がして糊を除去して洗浄します。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
作業の前に電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
こういった汚れを除去するには、洗浄が一番効果があります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋ネジは洗浄して綺麗になりました。
裏蓋も洗浄して綺麗に。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
新しい保護シールを貼って。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。