ほかそか

「しょーない」
これは類似後に「しゃ〜ない」がありますがちょっと使い方が違います。
子供と買い物中の母親が愚図る子供に
「しょーない子やな、ほんまに言いだしたら、きかんのやから」ですが。
しゃ〜ないは。
「もっと早く歩きんかいな」
「しゃぁ〜ないやんか、お腹空いたもん」
「しゃ〜ない言うても、しゃ〜ないやん、もうお金ないのに」ですね。

「ほかそか」
捨てるですが。
「もうこの服、ほかそか?」
「何言うとん、まだ着れるがな」とか
「その本、ほかしといてな」
「ほかして、言うてほかしたら怒るくせに」とか。
構って来る人に
「ほっといて〜な、人の事」
「ほかしとけるかいな、お前見とったら」

これ同じ関西でも大阪では、ほかすではなくて「ほる(捨てる)」ですね。
、 これ自分の経験ですが大阪で勤めていた時に同じ関西でもこれだけニュアンスが違うかぁ〜と、思った出来事です。
先輩:「この段ボールどないしよう?、ほろか?」
私: 「はぁ、ほかすんですか?」
先輩: 「ちょっと待てよ、あれ送る時に使おか・・まぁええは、ほっといて」
私:「ほっとくんですね」
先輩:「頼むわ」

これは今「ほかそか」で書いた。
「ほっといては(構わんとって)」と言う意味でとった私は、
段ボールは構わないで放置します。すると先輩が。
先輩:「おい!お前これ、ほっとけ言うたのに何でココにあるねん」
私:「えっ!ほかしとけ。言いましたやん」
先輩:「言うたがな。そやのに何で、ほってないんや」
私:「だから、ほってますやん」
先輩:「ほって無いがな〜〜」

同じ関西でも方言は難しいです。ハイ!

では次の「なにおいや」へ!

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