腕時計修理の質問集/デジタル腕時計のボタン操作が出来ない1
デジタル腕時計のボタン操作が出来ない1

カシオの「心拍数」が計測出来るデジタル腕時計です。ボタンが操作できないと。これは、ます間違いなく湿気と埃によってボタンが固まっているのです。本来は、こういった修理はする事は無いのです、何故かと言うと、それは今からの作業を見て頂ければわかりますがかなりの手間が掛かります。
こういったデジタル腕時計は安い物が多いですから修理に費用を掛けるよりも購入する方がお得な場合が多い為ですね。ボクもこの作業は数年ぶりにしました。それだけこの修理に費用を掛けてまで使用される方が居なくなったと言うことです。今回もこの修理は「心拍数計つき」はもう同じ物は売って居ないのでどうしても!と頼み込まれての理由と「サイトネタ」の為ですね(^_-)-☆

さぁ、覚悟して掛かります。汚い物を見るのがお嫌いの方はこのコーナーはパスしてください。
開ける前から中身の想像は付きますので。まずは、○位置のネジですが。

かなりサビが進んでいます。ひどい状態の腕時計になると、このネジを回すと頭だけが飛んでしまう腕時計さえあります。まだ、 そこまでの状況ではないだけマシ。

開けると完全にムーブメントは湿気で曇っています。一切のツヤがありません。 それにもう何度か電池交換の形跡はありますが。裏蓋に日付の記載がありません。私の店でも何処の時計店でも電池交換すれば、何処かに交換の日付を記載するのですがまったく無いって事は時計店以外での電池交換か・・・?

スペーサを外して見たら驚き!(☆。☆)

↑これですね。この青い線は私が書きましたがこの位置の溝に黒い防水パッキンが納まっていないといけません。なのに! 完全にずれています(☆。☆)これでは水が入っても当然ですね。

湿気が入ったが為に中も「錆びが凄い!」ボタンを押すと○位置のレバーが押されて、金色の金属部分に接触する訳ですが押したままの状態で固まっています。

反対側もこのように接触まではしていないですが、押し込まれたまま。

こういったデジタル腕時計のムーブメントは殆どがケースにムーブメントを押し込んだのみの構造ですから。ピンセットで軽くコジ上げれば簡単にムーブメントが出て来ます。1枚上の写真で○位置のレバーが見えますが、これを正面から見ればこのような板になっているのが分かります。長いので分割です。さぁ
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