腕時計の修理の質問集/セイコーGRAND QUARTZ4843-8041
電池専用フタが開きません。

セイコーの腕時計でも上位機種のグランド・クォーツですが専用の電池蓋が開かない場合は普通は腕時計の裏蓋から開けます。しかし、この腕時計の場合は裏蓋は無い「ワンピースケース構造」ではその電池交換の方法を見て頂きましょう。まずは腕時計からムーブメントを取り出すしかありません。ワンピースケース構造ですからムーブメントを取り出すには表から開けます。腕時計の上側(12時側)に工具を差し込むスペースがあります。
こうやって拡大するとベゼルとガラスの隙間が汚れいます。こういった所は、本来掃除出来ないですが丁度良い機会ですから綺麗にしておきましょう。

工具で、まずはベゼルを外します。

これでガラスを外す事が可能になります。これは先のベゼルを外せば乗っているだけですから摘んで外せます。ただ長年外していない場合が殆どですからガラスが写真でも見えるグレーのパッキンのへばりついてる場合が多いですから、剥がすようにしてください。ガラスのコーティングが綺麗ですねぇ。さすがグランド・クォーツ。 この当時の腕時計でコーティングガラスは珍しいです。

次にパッキンを外します。

パッキンの外はかなり錆びていますが内側は綺麗。パッキンの重要性が良く分かります。

次に、パッキンの入る溝を作る為のガードを外します。

これは薄い金属でピンセットで摘んで取り外せます。問題はここから。とにかくはムーブメントを取り出さないとケースの掃除も出来ません。

この辺りに竜頭を抜くための「おしどり(oshidori)」がありますから突きます。

竜頭のパッキンも乾燥しているのが分かります。これは交換しなくてもグリスを塗れば充分の様です。
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