腕時計の修理の質問集/腕時計のモニター電池とは?

腕時計のモニター電池とは?

腕時計の保証書には「この腕時計に内蔵されている電池はモニター用です」と記載されています。この意味を分かりやすく解説するとクォーツ腕時計に入っている電池は「モニター用」と言いまして新品の電池ではないのです。

これはどう言う事かというと腕時計を販売する際には「電池代は含まれていない」と言う事なのです。変な話ですが。かといって腕時計を購入の際に、別途電池代を請求される事も無いのですが。

腕時計メーカーとしましては、腕時計が工場で生産された時点で電池を入れて動作確認をします。そこで動作確認が取れたら本来は電池を外して出荷したいところです。メーカーから時計店などに搬送する際に腕時計は動作させない方が腕時計に優しいからです。

しかし、それでは時計店に着いた時点で止まっている訳ですから。時計店側では電池が入っていないから止まっているのか?。運搬中の衝撃で止まっているのか分からない訳です。かといってメーカーから入荷の度に腕時計の裏蓋を開けて電池を入れて動作確認していたら手間も大変で非現実的です。

そこで、メーカー側は出荷時には便宜上「とにかく腕時計が動く容量のある電池」(動くかどうかのモニター用電池)テスト用を入れて出荷します。ただ、これは便宜上ですから、例えばその腕時計が「電池寿命2年」の腕時計としても、それを保証するものでは無いのです。

メーカー側にすれば出荷時に動いていれば出荷いたしますが。最悪は時計店に届いた時点で止まっている物もあります。よって原則は「モニター用」である限りは、保証中であれ電池切れの場合は代金は頂く事になっています。しかし 現実は1年以内であれば時計店としては「保証期間」と言うことで無料交換の対応をしています。

ただ、これはお店での話です。「通販やネット販売」では商品の受け渡しには「送料」がついてまわります。最近のネット販売の常識としてはユーザーが時計店に持ち込んで「自費で電池交換して頂く」。こう定着しているようです。

もし、時計店に持ち込んで電池交換しても動かない場合に限り「保証対象」で修理及び交換になります。 ただ最近ネット通販で腕時計を売っているのは腕時計が本業で無いショップが殆どです。これは時代の流れですから仕方がないです。専門で無い以上は発送時に止まっていても電池交換が出来ないですから、そのまま発送する所が殆どです。かといって「発送時に動いていますか?」と問い合わせても「動いてました」と回答されれば仕方が無いですから注意が必要ですね。

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