これがこうで

「2005年5月25日」 

60代と思われる男性のお客様が来店されまして。

「腕時計のこの、これがずれてるの直るかな?」

「はい、どういった時計でしょうか?」

ジャンパーを着ておられるので、袖口が見えませんが腕時計のあたりを指さして押さえながら。

「このね、針がこう”ずれ”てるのだけど直ぐに直る?」

だいたいの意味は分かるのですが、どの程度のずれか見てみないと直ぐに直る程度か、針の交換が必要なものかが判断できません。

「あの、どの程度の”ずれ”でしょうか?」

「その、どう言うたらええのかな。」
袖口に指を当てて、時計の針に見立てて指の角度を変えながら。
「こうなってるのが、こうや。こうやったら良いのやけど」

「いやあのですね。だからどの程度の”ずれ”か見せてください。」

「あんた無茶言うたらあかんわ

持ってきてない物、見せられるかいな」

だったら最初から言ってくださいm(..)m
直るかどうかは答えられても”直ぐにできるか?” の回答ができませんね。(^ ^ゞ

一気読み次は「失礼です!」 へ。

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