腕時計の修理の質問集/セイコーKING QUARTZ4823-8000電池交換

電池専用フタが開きません/2004年7月(記述)

キング・クォーツの腕時計ですが電池交換してみます。
セイコーでもKINGブランドですから作りは良いです。
ガラスのコーティングが綺麗ですが、この写真では分かりにくい?

この腕時計の場合、電池交換は電池専用フタを開けるのみですから簡単。
裏蓋をコインで回転させて2つの矢印を合わせば簡単に開きます。
ところが時計が古くなってくると汗やホコリで開かない場合が多々あります。
そうなると電池フタではない腕時計の大きな裏蓋を開けて電池交換します。

 

裏蓋は普通の”はめ込みタイプ”ですから、ここから工具を差し込んで開けます。
裏蓋を開けただけでも充分、電池交換は可能ですが。

折角ですから、ムーブメントも見てみましょう。
スペーサーはピンセットで摘めば簡単に外れます。

別で紹介の「グランド・クォーツ」と年代が同じですから
ムーブメントが似ておりますね。電池専用フタは裏から押せば簡単に外れます。

腕時計自体の大きな裏蓋を閉める時は、この○位置、裏蓋の凹んだ部分と。

腕時計のケースにある「・」 部分を合わせればOK。 これは簡単でしたが。
同じタイプの腕時計でも「グランド・セイコー」は慣れないと難しいです。
「グランド・クォーツの電池交換」 こちらから。

腕時計修理の質問集トップに戻る 2017.7.7修正