カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548の電池交換

カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548裏蓋

カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548の電池交換修理です。腕時計の表示がされておりませんから電池が消耗しております。裏蓋はカシオ腕時計お馴染みの4本ネジで留まっているタイプ。

カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548ラグ部カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548ネジ

このタイプの腕時計はベルトのゴムが裏蓋を覆っておりますから、これも外します。外し方はバネ棒で留まっているのみですが、意外にこの位置のバネ棒は外しにくいのです。また外すよりも戻す方が難しいですから覚悟が必要です。

これで開ける準備が出来ました。パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をしますから、どちらの面が上であったかも記憶しておいてください。パッキンに裏表は無いですが新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。

カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548オープン

裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っております。これはピンセットで摘み出すのみ。慣れていないとスペーサーの入っていた向きが分からなくなりますから、外すときには良く見て記憶しておいてください。スペーサーの向きを間違って裏蓋を閉めれば隙が出来て防水性能に影響が出ます。

カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548スペーサーカシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548電池押さえ

まずはラバーをハズして。

このように押さえの板を浮かします。これはピンセットを差し込むのみで外れます。カシオの腕時計でもG-SHOCKやBaby-Gは”タフな腕時計”で有名になっただけに、使い方もハードにな方が多いです。よって裏蓋を開けると腕時計のケースの縁が汚れている場合が多いです。

デジタル腕時計ですから当然”歯車”は入っておりません。よって作動すること自体に埃の影響は少ないです。ただ一応は拭き取らないと裏蓋を閉めた時に腕時計のケースと裏蓋に埃が挟まって隙が出来ると防水性能に影響が出ます。

また埃が付いたままでは、そこに湿気が停滞します。それでは腕時計の裏蓋周辺部が常に湿気た状態になりますから掃除は重要です。

デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。

カシオ腕時計(CASIO)-SHOCK/DW8700-1548電池

腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.9修正