カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681電池交換

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681電池交換修理です。
このタイプの腕時計はベルトが裏蓋を覆っておりますから
ベルトを取り外さないと電池交換の作業が出来ません。”引き通しバンド”(ベルトが上下一組では無い1本になったベルト)ですから引き抜くだけです。

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681裏側

先ずは、引き抜きます。次に、このグレーのゴムをサイドのネジを緩めて外します。

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681裏蓋

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をしますから、どちらの面が上であったかも記憶しておいてください。パッキンに裏表は無いですが新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681キャリバーカシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681オープン

これがキャリバーです。
カシオの腕時計でもG-SHOCKやBaby-Gは”タフな腕時計”で有名になっただけに、
使い方もハードにな方が多いです。
よって裏蓋を開けると腕時計のケースの縁が汚れている場合が多いです。
汚れは綺麗に拭き取らないと裏蓋を閉めた時に腕時計のケースと裏蓋に埃が挟まって隙が出来ると防水性能に影響が出ます。
また埃が付いたままでは、そこに湿気が停滞します。それでは腕時計の裏蓋周辺部が常に湿気た状態になりますから掃除は重要です。

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681スペーサー

次に、ゴムのスペーサーを外します。

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681電池カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681AC端子

この位置から工具を差し込みます。電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手前に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。

デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。

カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681表示確認カシオ腕時計(CASIO)G-SHOCK/DW9500-1681ELライト点灯

腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。

詳しい時間の合わせ方は「カシオテクノ取説ダウンロードサービス」よりどうぞ。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.9修正