カシオ腕時計BLUE NOTE/MRG-110/1569デジタル電池交換
カシオ腕時計MRG-BLUE NOTE/MRG-110/1569デジタル電池交換です。腕時計の表示がされておりませんから電池が消耗しております。電池交換の為にはベルトを開かないと交換作業が難しくなります。この腕時計のベルトの開き方はバックルから外します。
スクリューバックで滑り止めラバーが付いておりますからこれをハズします。写真ではピンセットで軽く取り外しておりますが、実際は指でめくるようにしないと外れません。
ラバーを外すとこの様に裏蓋に隙が空いているように見えますが。まだ触っていない状態です。 この隙間にラバーが入ってる訳です。開けると金属のスペーサーが見えます。
ピンセットで摘んで取り出しますが決まった位置で固定されますから、入っていた位置を覚えてから外します。
次はゴムのスペーサーを外しますが、これはピンセットで摘み出すのみ。慣れていないとスペーサーの入っていた向きが分からなくなりますから、外すときには良く見て記憶しておいてください。スペーサーの向きを間違って裏蓋を閉めれば隙が出来て防水性能に影響が出ます。
またスペーサーを入れ忘れると腕時計の中でムーブメントが浮きます。電池は固定されておりますが、ムーブメントが浮くと操作ボタンとの位置がずれますから注意が必要です。
電池を固定している金属板の片方は腕時計のムーブメントの一部として繋がっております。片方は”爪を掛けてある”のみですからピンセットを差し込んで手前に起こせば簡単に外れます。電池交換後は指で押さえれば簡単に留まります。
この状況で取り出しが可能です。
このように押さえが簡単に浮きますから摘んで電池交換を取り出して交換します。
電池交換しただけでは表示は出ませんから。もう一度裏を返して。
デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。
腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。
「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」
カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.10修正