カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950電池交換

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950表示

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950電池交換です。
薄く表示はされておりますが”ELライト点灯”で表示が薄くなりますので
電池交換が必要です。
それにご自分で開けてから文字盤の白い部分が回転してしまったらしいです。
上下を逆に見ると表示が少し濃く出ますが電池切れ症状です。
カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ベルトカシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950裏蓋

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
パッキンは腕時計の防水性能の為に重要な役目をします、しかし新品のパッキンで無い以上は数年間、腕時計のケースと裏蓋に挟まれている訳ですから、その腕時計なりの”癖”が付いているはずです。出来ればパッキンを拭いてグリスを塗布すればベストです。これが出来れば電池交換の度に新品のパッキンに交換しなくても極端に防水性能が落ちる事はないでしょう。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ムーブメントカシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950スペーサー

パッキンで内部が守られていた事が分かります。
先ずは黒いプラスチックのスペーサーを外しますが、これはピンセットで摘み出すのみ 。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ムーブメントカシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ムーブメント取り出し

文字盤がずれておりますので先ずはムーブを取り出すしかありません。この様にピンセットで起こしてやれば簡単にムーブが浮きます。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ケース内側カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950文字盤

これがずれている文字盤部分ですが。これもピンセットで摘めば簡単に外れます。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950文字盤表カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950電池

この様にまったく、固定されておりません。よってこれがずれると言うことは、ムーブがキッチリ入らずに何らかの理由で浮いて隙が出来ている証拠です。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950電池取り出しカシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ムーブメント固定

電池を摘み出すのみ。これ金属のピンセットで摘み出しておりますが、撮影の都合上で本来はプラスチックのピンセットで作業します。ムーブメントを横から見て金属部と地板の固定された爪を確認しますと。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ムーブメント固定2カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950AC端子

こちらが外れております。これだけでムーブがキッチリ収まらない分、浮いて文字盤がずれた訳です。デジタルと言うのは、このように無造作にムーブが入っているように見えて、緻密に計算されて組み立てられております。右写真の部分を修正すれば、キッチリ入りました。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950プッシュレバーカシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950リセット

後はプッシュボタンのレバーがずれていないか確認して。

 

デジタル腕時計は電池交換の後"AC端子”と電池のプラス側をショートさせて腕時計をリセットします。リセットをした後は必ず時間表示されているか確認してください。表示がされていない場合はリセット作業をやり直してください。

カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950表示確認カシオ腕時計(CASIO)デジタル/W-94H-1950ライト点灯

文字盤のずれも修正して、腕時計の時間表示が確認出来ましたら、次に”ELライトの点灯確認”をします。時間表示はしているのにELライトが点灯しない場合は、電池交換作業の時にムーブメントを浮かせてしまってボタン位置がずれている可能性があります。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

カシオ腕時計電池交換トップへ 。2005年7月(記述)/2017.8.18修正