腕時計修理の質問集/SPIRIT-5E31-6C40バンド修理
この壊れ方なら自分で修理は可能。

電池交換の依頼ですが、ベルトが外れている。お客様はベルトも替えて欲しいと。しかし、ラグ部がこのタイプは既製のメタルバンドに交換はデザイン的に合わせるのが難しい。専用ベルトしかありません。かといって専用ベルトでは¥10.000は掛かりますと言うと驚き。ベルト交換が出来なくては電池交換をする意味がありません。そこでまずベルトの修理が出来るかどうか確認です。

この状態はパーツが破損している訳では無く、力が掛かって広がっただけの様です。

ベルト側は写真の様に外せる箇所はありません。

ようはここに引っかけて広がったパーツを締めるだけで直りそうです。

ラグ部がバネ棒かCリング式か?。これは突いてみないとわかりません。バネ棒なら押しても戻されますが、びくともしないのでCリング式です。

叩いて見たらCリングピンが出てきました。このサイトのお読みの方なら分かるとは思いますが、Cリング式である限りは”Cリング”が何処かになくてはいけません。

この様にCリングピンが通ります。ピン側ではなくベルト側が広がってしまった訳ですね。

ラグ部の構造からCリングはラグ部と思いましたが、ベルトの中に残っていました。

まずはCリングピンを抜きます。

この様にベルトに引っかけます。写真の○の隙間を締め付けるのみです。”○の右側の番号”は専用ベルトの番号です。こういったベルトまでが番号で管理されているのは”腕時計メーカーならでは”。雑貨ウォッチではこうはいきません。

後はペンチで挟んで締め付けるのみ。

ハイ、完了!

次にCリングピンを打ち込んで完了です。簡単な事なのですが、これが出来ない店に持ち込むとベルト修理不可となり腕時計を買い換えになってしまうこともあり得ますね。

これで電池交換の作業に入る事が出来ます。
電池交換の様子はSPIRIT-5E31-6C40電池交換で。
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