間違った計測の仕方(例)

ベルト調整をして発送しても。まったく合わない結果に
なるのには色んな理由があります。
こちらは「16cmでお願いいたします。」
この言葉だけで調整する訳ですが。

お客様側は、どうやってこの「16cm」を測ったのか?。
そこに問題があるようですね。

また、間違った計測結果も実際に腕を測られたのか。
今、お使いの時計を測ったのか?それさえ分かりません。
ただ、実際にベルト調整の依頼を受けていて感じた事は
「腕の太い方が多いなぁ」 です。
(それくらい大きめに申告する方が多いということか?)

ここで、過去にお知らせ頂いた経験を元に合わない
理由を検証してみました。

「ベルト調整しても合わない理由」

実際に、腕周りを測った方で、合わない場合は、測る時に
「締め付け過ぎ」か「緩く測り過ぎ」か、の理由ですが。

意外に多いのが、今使っている時計からサイズを決定される方です。

例1
ベルトに印
まずは「今、お使いの革ベルトの、いつもはめる「穴」の位置で測った場合」

これ。どうなるか実験してみましょう!
分かりやすいように、まずは穴の位置にマジックで線を引きました。
このようにして!
線の位置を定規の「0」に合わせて。
この位置を始点に 測ると。
ここまで測り
さて?。いったいどの位置の目盛りを読んで、お知らせ頂いたのか、
こちらにはさっぱり分かりません。
仮に申告は「16.5cm」としましょう。(一番端ですね)


結果はこう!

しかし、実際はこうなりました!15cmジャスト。
(お客様の腕周りは15cmです。)でも申告は「16.5cm」(仮)です。
(当然私は17cmで発送することになりますね(;^_^A )
この位置は難しい
確かに、お客様がこうやって測ってこの線の位置を
お知らせして頂けるのは、まず無理と思われます。

注意!間違ってもこの方法で、この位置での、お知らせはダメです(;^_^A 。
「ベルトの厚み」 や「尾錠の長さで」でサイズは変わってきます。

では次の「間違った計測の仕方」です。