腕廻りの測り方について

「この記事は2004年、私がまだオークションで時計を販売していた頃。
販売した時計を、発送前にベルト調整する為に
「如何にすれば、正確に快適サイズをお伝え頂けるか?」
その「調整する実寸を正確に把握する手段」として紹介したものです。
よって腕回りの測り方は「時計店の標準的な測り方では無い」という事をご理解ください。

それでは、腕廻りの測り方の紹介です。
通販での購入で「ベルト調整」を依頼する際に腕廻りサイズを伝えて
ベルト調整を依頼する訳ですが、なかなかピッタシとはいきません。
ベルトサイズは実際の快適な調整後サイズより「1cm」以上、
違うと合っていないように感じます。

伝えるデータは「16cm」とか「16.5cm」とかの「長さ」ですが。
依頼する側からすれば。「長さを伝えてください」って言われても・・・
いったいどうやって測るのだ?と思おります。
それに「実際の腕廻りの長さ」なのか「出来上がりのサイズ」なのか?
また、せっかく伝えたのに送られて来た物が、
何故まったく違ったサイズになるのか?
その理由をネット販売で5年の経験から、わたしなりに検証してみました。
また、腕が目の前に無い状態での「ベルト調整が如何に難しいものか」
ご理解頂くのも、正確なベルト調整に近づく一歩であるかもと思い、
このページを作りました。

左メニューの順に進めていきますが、
たかがベルト調整でも、これだけのページ数を要する意味が
ご理解頂けると幸いです。

では、まずは「ベルト調整依頼の注意点」からどうぞ。 2017.7.2修正