腕時計のメタルバンド・ベルト交換/交換可能なタイプ
前ページで腕時計のメタルバンド交換は「ラグ足２本」が
突き出たタイプでないと交換は出来ませんと書きましたが。
では下記写真のタイプの腕時計ではどうか？
このタイプ。先に紹介した腕時計のケースとベルトが一体になったタイプに見えます。
よって交換が出来ない様にも見えます。表側からではバネ棒を通す構造が見えない。
しかし裏側から見た場合、このように「バネ棒」が入っているのが分かります。
取り付け部（ラグ部）をボックス状にして表から接続が見えない形状です。
ラグ部にバネ棒が入るスペースがある限り”ラグ足の突き出たタイプ”と同じになります。
既製品のメタルバンドの取り付け部分は写真のような形状ですから
幅さえ合えば取り付けは可能です。
ただ。メタルバンドは無条件に「幅さえ合えば交換可能」ではありません。
そこが革ベルトの交換とは違ってメタルバンドが難しいと言われる所です。
しかしご安心くださいそれを解説して行くのがこのコーナーの目的です。
次は腕時計メタルバンド「取り付けの注意点」へ。2004年7月（記述）2017.6.20修正