腕時計のメタルバンド・ベルト交換/フィット管とは

メタルバンドの着け幅がラグ幅より狭い場合の合わせ方です。
まずは「青い線の幅」を合わせるのが重要と書きました。
写真の状態ですが。 これでは取り付けても隙間が出来てベルトが左右に動いてしまおります。
かといってメタルバンドには同じデザインで「幅違いは無い」そこで「フィット管」です。
フィット管/写真

これが「フィット管」ですが、既製品のメタルバンドには、
この部品が付いていおります。
「2個ペアとして」ベルトに同梱されおります。

装着例

既製ベルトは取付部分の形状が「写真・左」のようになっております。
ここに写真・右の様に「フィット管」を差し込みます。次にベルトを裏返して。

写真中央○位置「爪」の位置をあわせてから工具で押さえて
フィット管が左右に動かない様に固定します。
完成図

これで取り付けても幅が合い、隙間が無くなりますから左右に動きません。

装着例2

かなり幅の狭いメタルバンドだって”フィット管”を差し込めばジャストフィット!
極端な例としてはメンズ時計にレディス用メタルバンドだってジャスト?フィット?

レディス装着例メンズにレディースのバンド。

実際には写真の様な、選択をする人は少ないと思おります。
しかし実体験ですが、主人や父の形見であり。
奥さんがメンズの腕時計を着けたいといったご要望もありました。

 

さすがにメンズのメタルバンドは幅が広過ぎて如何にも
主人の腕時計を借りてるみたいで格好が悪いという理由です。
では、今度は逆にベルトの幅よりも腕時計の取り付け幅が
狭い場合はどうするか?「ベルトの方が広い」場合。更に注意点は

フィット管の取り付け注意点」でご覧ください。2004年7月(記述) 2017.6.20修正