腕時計のメタルバンド・ベルト交換/交換不可のタイプ

腕時計メタルバンド交換出来ないタイプ2

最近のメタルバンドですが「既製バンドへの交換は不可」のタイプが多いです。
上の写真がそのタイプですが、取付部分の形状に起因します。
よって既製品を購入して、いきなり外さないでください。
写真のように、ベルトの取り付け部分に「凹凸のあるものは交換が出来ません」
交換の前には注意が必要です!
ただ、出来ないといっても「既製ベルトへの交換が出来ない」と言った意味で
「専用ベルトには交換可能」です。(また外す事も取付も可能です)
写真のタイプでも「専用ベルト」なら、ベルト交換は出来ますから、ご安心ください。

腕時計メタルバンド交換出来ないタイプ3腕時計メタルバンド交換出来ないタイプ3

上の写真の様に時計のケースとベルトが一体式のベルトは交換も取り外しも出来ません。
ベルトが時計のケースに溶接されているのが分かりますか?
ブレスタイプの腕時計に多いです。

腕時計メタルバンド交換出来ないタイプ5

腕時計を表から見てもケースとベルトの継ぎ目が無い訳です。

腕時計メタルバンド交換出来ない6腕時計メタルバンド交換出来ない7

これも違った腕時計ですが同じ一体になったタイプです。
腕時計のベルトの付け根が「溶接」してありますから交換は不可。(取り外しも)
こういったタイプの腕時計は「金具(バックル)」が壊れたら
時計も使えなくなりますから注意が必要です。

 

一体式の腕時計は仕方が無いとして。
それ以外は何故、既製品には交換が出来ないか?。
先ずは既製品のメタルバンドの取り付け部を見て頂きましょう。

腕時計メタルバンド交換既製取り付け部

写真が既製バンドの取付部分ですが”一直線”で凹凸がありません。
それならばと、既製バンドの取付部分のパイプ状になった箇所(バネ棒が入る位置)に
金属加工を施して凹凸を付けたとしたら。(細いヤスリで時間に任せれば不可能では無い)

腕時計メタルバンド交換出来ないタイプ2ケース形状に合わせて加工しても。

既製のメタルバンドでは奥行きが取れない訳です。
既製品は幅のサイズは合っても奥行きのバリエーションは無いからです。

腕時計のメタルバンド交換は、既製品に交換が出来るタイプは
基本的には下の写真のように取り付け部(ラグ部)に足が2本、
両サイドに突き出たタイプのみです。(革ベルトと同じです)

腕時計メタルバンド交換交換出来る取り付け部
では、このタイプの”ラグ部”であれば何でも交換が出来るのか?
そうでは無いところが、またメタルバンド交換の難しいところであります。
もう一例「金属バンドで交換が出来ないタイプ」(気になる方のみどうぞ)
次は腕時計メタルバンドでも

「交換可能なタイプ」へ。2004年7月(記述)2017.6.17修正