腕時計ベルト調整と交換/調整方法/Cリングの判別

腕時計ベルト調整Cリング式ピン

時計のベルト調整の一つ「Cリング式」ですがステンレス無垢のブレスに採用されます。
CITIZENのアテッサやSEIKOドルチェなどもこのタイプが多い。
腕時計のラグ部(ベルトの付け根)がCリングピンで取り付けられた腕時計もあります。
ではまずはピンの形状から。右・写真のピンが入っております。
よってどちら側から見ても同じ形状をしているはずです。
ピンの中央に溝が施してあったり、くびれにしてあるものもあります。

腕時計ベルト調整Cリング式ベルトサイド

写真の様にピンの先端が見えますが、ピンの形状からも分かる様に
コマのどちらからみても同じのモノは「Cリングピン」です。
(写真はCITIZENアテッサ電波腕時計¥50.000)。
「この腕時計のバックルがちょっと変わっておりますので紹介」

コマが「無垢タイプ」(厚みが必要)でなければ施せず
板巻バンドには使用されておりません。
さて次は「割ピン式」「ネジピン式」「Cリング式」いずれにしても
「三つ折れ」である限り「ベルトの調整側とは」大事ですよ!

 

以下は「コラム」ですからご興味のある方のみどうぞ!
もし判別できない時は「手荒い方法」として「↓」の向きに「突く棒」を
当てがって「ハンマーで叩いてみる」といった方法もあります。
微動だにしなければ「ネジピン式」。
少し動けば、出て来たピンの「頭の形状」を確認して割れていれば「割ピン式」。
そうでなければ「Cリング式」 。
あと「割りピン式」は、ピンとベルトの摩擦部分が少ないので
叩けば、スコン!と出て来る物が多いです。
「Cリング式」は叩いた分が徐々に出て来ます。
これも判別には役立つかもしれません。以上、ご理解頂けましたか。
2004年7月(記述)・2017.7.1修正