腕時計の基礎知識/機械式腕時計とは(メカ・ウォッチ)

これがメカムーブメント歯車がギッシリ。腕時計と言うのは今の時代電池で動くのは当たり前ですが1970年頃までは機械式腕時計が普通でした。それも毎日手で巻いていた時代からオートマティックへと。ここではその機械式腕時計について写真を見ながら簡単に説明してみましょう。なかなか味のある腕時計の世界で今でもこの機械時計ファンは高価でありながらも多いのです。
写真のように「自動巻腕時計」「手巻き腕時計」がありました。まとめてこの「ゼンマイで動く」腕時計の事を「機械式腕時計(機械時計)」(メカウォッチ)と呼びます。通称「メカ」ですね。それぞれの説明は、写真をクリックしてください。(ページ下からも進めます)
簡単に機械式腕時計の動く原理を解説しますと。駆動が今の電池と違って「ゼンマイ」です。

これが機械式腕時計に入っている「ゼンマイ(Zenmai)」です。幅は1mmくらいです。

これが写真の「Zenmai」の所に格納されています。これを「香箱(koubako)」と言います。

このゼンマイの力が数々の歯車を伝わって。

この腕時計の心臓部「テンプ」を動かします。

テンプは1秒間に「5〜10回転」することで文字盤上の「秒針」に「1秒」を刻ませます。回転すると言っても一方向に回るのではなく”往復回転”します。
このテンプの往復回転が1秒間に「5」よりも「8」。「8」よりも「10」と、如何に多くの回転を「1秒」に変換させるか?それが腕時計の精度の進化であった訳です。
「クォーツ腕時計」の精度は「月差」で表記しますが。この機械式腕時計は「日差」で表記します。クォーツ腕時計は、だいたい「ひと月で数秒」しか誤差がないですが機械式は「一日で数秒」の誤差は当たり前です。
よって今、機械式腕時計がブームになっていますが、一つ機械式腕時計でも買ってみるか!と思ってる方。精度は今のものと全く別物ですから、そこは覚悟の上で購入ください。
それと機械式腕時計には「姿勢差」が影響します。テンプは「コマ」の様に軸を中心に往復回転します。その軸が地面に対して「垂直」の場合と「平行」の場合では当然、軸に掛かる摩擦が変わります。よって、どうしても腕時計の向きによって精度が変わります。
そこが。機械式腕時計の「味」でもあるのですが。何でも正確に動いて当たり前の世の中で、こういった昔のファジーな腕時計が流行るのは。「正確に動かない事も許容する」寛大さが無くなってきた社会的な風潮への反動でもあると感じるのは、この私だけか?。


