時計バンド交換/湾曲バネ棒とは

腕時計バンド・ベルト交換湾曲バネ棒

写真はロンジンの腕時計ですが、この腕時計のバネ棒が特殊。
バネ棒でも「湾曲したバネ棒」です。
スタンダードタイプでブランド腕時計の、革ベルトモデルで良く見かけます。

腕時計バンド・ベルト交換湾曲バネ棒2

ベルトを外すとこの様な感じですが。ん?どこが特殊?
ちょっとピンが曲がってるのが分かりますか?バネ棒を抜いてみましょう。

腕時計バンド・ベルト交換湾曲バネ棒3

このようにカーブしております。これは。

腕時計バンド・ベルト交換湾曲バネ棒4

 

このようにバネ棒がカーブしていないと、ケースとバネ棒の隙間に革ベルトが入る訳で。
厚みが邪魔して取付出来ない。
ベルトを外してみて、この様なバネ棒が出てきたら紛失に注意です。
このバネ棒は時計店では売っているところありません。
普通のバネ棒にこの様なカーブをつける工具も売ってはおります。

腕時計のバネ棒とはに戻る 。次は「バネ棒」ベルト交換バネ棒「固定のされ方」の説明。
2004年7月(記述)・2017.7.13修正