腕時計の革ベルト・バンド交換修理/センターラグ取り付け

いよいよ時計本体に取付けですが、その前に準備が必要です。
まずは、写真位置までピンを入れてから、ベルトを腕時計に押し込んでピンを差し込みます。
このときベルトは腕時計の方に押し込みながら作業をしないと入らないです。
もし、ベルトを押し込まないで簡単にピンが入ればそれは?
ベルトを深く切り込み過ぎた可能性があります。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグ差し込み完了

ここまでベルトとピンを入れて、横から見ると。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグ差し込み横から

当然、こうなっております。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグネジの入れ方

後は、このようにネジを入れて締めればハイ!完了ですね。(^_-)-☆

次に最初に2タイプありましたので、もう一つのタイプの解説です。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグはめ込みタイプ

このタイプ写真だけは案内しましたが、これには溝がありません。
よって「ネジ」では無く差し込んであるのみです。よって外し方は。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグはめ込み用工具

こういった形状の工具で両方からはさんで「引き抜く」しか方法がないのです。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグパイプ

一般的にはこの様な形状のピンが多いです。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグピン頭

片方のキャップは固定されております。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグパイプ2

取り外す時、ピンの頭に「ネジを回す為の溝があるか?無いか?」

で判断してください。最近、このタイプのベルト交換をしましたのでちょっと紹介!

 

「センターラグ取り付け例」 2004年7月(記述)・2017.6.15修正