腕時計の革ベルト・バンド交換修理/センターラグ交換法2

写真は時計からベルトを取り外した状態です。このように「切れ込み」があります。
ベルト自体は普通の革バンドと同じですから交換の場合は
「市販ベルト」をご購入頂いて加工する訳です。
さて購入するには「ベルトの幅」を決めないといけません。
このタイプは写真のように測ります。

腕時計バンド・ベルト交換幅の測り方

このタイプのベルト交換ですが「同じ幅」の物で交換するなら元のピンも
そのまま使えますから簡単です。
ただ「違った幅」のベルトへ交換する場合です。
「幅を変える場合は、ピンもベルト幅に合ったものを注文しないといけません。」
それとピンも換えるとなると、そのピンが時計本体の穴の直径と合わないといけません。
既製品でセンターラグ用のピンも売られておりますが
注文の際は「ピンの太さ」も重要ですからご注意ください。

やはり元のピンを使って、同じ幅の物に交換するのが一番簡単です。
次にベルトが到着したとしてベルト交換をするには、加工が必要です。
新品のベルトを切る訳ですから緊張します。

腕時計バンド・ベルト交換センターラグ切り込み専用工具

さて加工する為の腕時計工具です。

この工具があれば加工は、切符を切る様な要領で簡単です。
ただこの刃先の幅も色々あります。
この工具「1本のベルト交換」の為に購入するには高価ですから、
その場合は意外にカッターナイフが簡単かもしれませんね。

 

そのカッターナイフでの加工の仕方へと。「センターラグ交換3」へ。
2004年7月(記述)・2017.6.15修正